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YU TAKEDA
武田 悠さん

株式会社AddWill 代表取締役

武田 悠さん

"テクノロジーで熱狂と興奮を作る" AddWill

事業内容について教えてください。

プロジェクションマッピングと、ウェブの制作を行っています。

プロジェクションマッピングでは、玉簾の滝や羽黒山での上映、鶴岡市出身の歌舞伎役者、中村橋吾さんとのコラボレーションなどをしてきました。

「テクノロジーで熱狂と興奮を作る」ことがミッションです。

株式会社AddWill プロジェクションマッピング

愛する地元をエンターテイメントで盛り上げたい

私も玉簾の滝での上映、見に行きました!滝に投影されるプロジェクションマッピングは圧巻でした。とてもワクワクしたのを覚えています。

20代前半で起業されたきっかけは何だったのでしょうか。

高校の時から会社を立ち上げたいという思いがありましたが、社会人になって起業のタイミングを失っていました。いつやろうかと考えていたら、2020年コロナ禍となりました。

両親から地元企業の苦しい状況を聞き、愛する地元をこのまま放ってはおけない、という想いが強くなりました。その頃は東京の大手企業でエンジニアとして働いていましたが、自分にしか出来ないことを地元でやろうと決意して、Uターンして起業しました。

最初からプロジェクションマッピングの仕事があったわけではなく、立ち上げ当初は、Web制作の仕事を主にやっていました。

東京に住んでいた頃の繋がりでのお仕事がメインで、リモートで完結するので一日中家で作業していて、気づいたら猫と喋ってるという生活でした。

Zoomでのやり取りはするものの、人と会って喋ることがほとんどなくなってしまい、外で仕事ができる環境を探して見つけたのがLIGHTHOUSEでした。

株式会社AddWill 代表取締役 武田 悠さん

LIGHTHOUSEを利用されて2年程経ちますが、実際に利用されていかがですか。

そうですね、LIGHTHOUSEの好きなところ沢山あるんですが(笑)オフィスとして必要なものが揃っていて最高ですね。

シェアオフィス会員は24時間、使い放題なのが本当にありがたいです。

家だと集中できなくなったりしてしまうんですが、深夜まで思う存分仕事ができる環境が良いですね。土日も使っています。

ここに来て気づいたんですが、リラックスできるスペースがあることもオフィスとして重要なポイントでした。休憩できるソファースペースで、15分ほど少しの仮眠を取るだけで仕事の効率があがります。

打ち合わせの時も、この開放的でオシャレな空間に自分のオフィスと言って人を呼べるのも、すごく嬉しいですね。

それに、立地も良いですよね。夜遅くまで仕事をすることも多いのですが、遅くまでやっている飲食店が近くて、ご飯の心配がないです。目の前には、はま寿司、すき家、スーパー、コンビニ。LIGHTHOUSEはスタッフがご飯炊いてくれるのもすごいですよね。

やろうと思えば仕事はキリがないので、オンオフの切り替えをするための環境が整っているのが最高です。

そして、最後はやっぱり人ですかね。一番仲良くさせてもらっているマイケルと出会ったのもここです。起業されている先輩などとの出会いもそうですが、LIGHTHOUSEで出会った人たちから、コミュニティが広がりました。

オフィス契約される前から、コワーキングエリアをよく利用していただいていましたよね。

これからのLIGHTHOUSEに期待されることはありますか?

何かに挑戦しようとしている人たちが、さらに集まる場になって欲しいです。

バリバリの起業家とかでなくても良いと思うんです。デザイナー、エンジニア、マーケターなど、個人で活躍されている方も利用されていますが、さらにいろんなことに挑戦している人が集まる場になると嬉しいですね。

自分で事業を始めたときに気軽に相談できる環境ってなかなかないので、職種を超えた意見を聞けることは推進力になると思います。

私も最初は火曜日のティータイムを使って、声をかけてみたりしていました。ちょっと相談したいなという時に、相談出来る人がいるのは本当に助かっています。

今後も、LIGHTHOUSEに新しい仲間がどんどん集まって、活気あふれる場になると嬉しいです。

最後に、今後の展望を教えてください。

「テクノロジーで熱狂と興奮を作る」ことを軸にプロジェクションマッピングや、新しいクリエイティブをもっと多くの人に見てもらいたいなと思っています。

羽黒でプロジェクションマッピングを上映した時に、目の前の子供が信じられないくらい喜んでくれているのを見て。それが起業してから本当に嬉しかったことでした。

自分のクリエイティブでお客さんが感動してくれているのを実際に見た時に、エンタメの持つパワーをあらためて感じました。

地方のポテンシャルを引き出すツールとして、私の作るものを目的に山形に人を呼びたいですし、来た人がわくわくと前向きな気持になれるようなコンテンツを作っていきたいです。

将来的には、日本の伝統文化 × テクノロジーで海外でも挑戦してみたいと思っています。

難しい領域でもありますが、だからこそ自分にしかできないチャレンジをしていきたいです。

株式会社AddWill 代表取締役 武田 悠さん
株式会社AddWillのロゴ

株式会社AddWill

株式会社AddWill(アドウィル)2020年8月創業。「テクノロジーで熱狂と興奮を作る」をミッションに、プロジェクションマッピング事業とWEB/WEBアプリ制作事業を展開している。

プロジェクションマッピングに使用するCG映像は、BlenderやUnity、Cinema 4Dといった3DCGソフトウェアを活用し制作を行う。企画から映像制作、投影管理までワンストップで提供可能である事が特徴である。