TOPICS
トピックス&ニュース

2019.08.30

【開催報告】SDGsボードゲーム体験会

2019年8月28日(水)、LIGHTHOUSEコワーキングエリアにて「SDGsボードゲーム体験会」を開催しました。

SDGsとは?

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

SDGsは、17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。簡単に言えば、世界中の皆が手を取り合い、世界をより良い形へ変えていきましょうという取り組みです。

使用したゲームは「2030SDGs」

今回は、そんなSDGsを学ぶ為のとっておきなボードゲームを18人でプレイ。
一般社団法人イマココラボが開発した「2030SDGs」です。

カードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」はSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。

さまざまな価値観や違う目標を持つ人がいる世界で、我々はどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのでしょうか。

このゲームはSDGsの目標を1つ1つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。

そのためSDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。

参加人数は最小5人から50人程度ですが、世界を複数同時に走らせパラレルワールドを作ることで最大で200人程度まで同時プレイできるように設計されています。ゲームの後の解説と振り返りを含めると最短2時間から、通常は3時間程度でプレイ可能です。

出典:カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 | 一般社団法人イマココラボ

公認ファシリテーターの佐藤 恒平さん

このボードゲームには、2030SDGs公認ファシリテーターが必ず1人付きます。
今回のファシリテーターは朝日町まよひが企画の佐藤恒平さん。

恒平さんとは、今年1月にもボドゲイベントを共催しています。

今回は公認ファシリテーターになってから初めてのイベントだそうで、貴重な1回目をLIGHTHOUSEで開催してくださったこと、そして参加費無料での開催が実現したこと、本当に嬉しく思っています。

イベントの様子

このゲームでは、参加者が創造した世界の状態が可視化されます。
終了後はワークショップ形式で感想をシェアしていくのですが、参加者の中には「ボードゲームが大好きだから参加したけど、世界のことを考えるいいきっかけになった」といった声も。

2030SDGsは企業や団体の研修として取り入れられることもあり、ボードゲームでありながら立派な教材です。参加者それぞれが今、そして未来の世界に対して考えるきっかけが生まれた有意義な時間となりました。

ファシリテーターの佐藤恒平さん、ご参加いただいた皆様、誠に有難うございました!

主催・共催

<主催> インキュベーション施設LIGHTHOUSE

<共催> まよひが企画

(ライター:ベー子)